【徹底解説】オンライン(WEB)集客の種類を完全理解

WEBマーケティングのプロ集団、Digital GOAT株式会社のWEBマーケティングに関するノウハウBLOG

オンライン集客には様々な種類が存在し、時代と共に多種多様化・細分化が進んでいます。WEBマーケティングを行うにあたり、オンライン集客の仕組みを理解する事で最適なセグメントターゲットにアプローチすることができるようになり、実現可能なことが増えています。
ご自身の事業において、何が課題なのか、オンライン集客でどの様なアプローチを行えば解決できるのか。まずはオンライン集客の種類を今回の記事を読むことで完全理解していただければ。と思います。

目次

オンライン集客の種類

1.検索エンジン最適化(SEO)

SEOとは、SearchEngineOptimizationの略称で、ユーザーがGoogle等の検索エンジンで検索をした際に、検索結果画面の上部に来ること、広告枠を除いて上位表示されることを指します。別名、オーガニック検索・自然検索といった表現をされます。
SEO対策を行う目的の1つは、対象サイトへのアクセス流入数を増やすことです。ひとりのユーザーとして考えた際に皆様もそうだと思いますが、何か調べ事があり検索をした際にページ上部に表示されているサイトから順番にクリックすることが多いと思います。実際、2021年に「SEO Clarity」が調査したデータによると、1位と10位のサイトを比較した際に10倍以上もクリックされる確率が高くなっています。

順位CTR(クリック率)10位のCTRを1としたとき
13.94%10.6
7.52%5.7
4.68%3.5
3.91%3.0
2.98%2.3
2.42%1.8
2.06%1.6
1.78%1.3
1.46%1.1
101.32%1.0
参考:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO

SEO対策は、内部施策と外部施策の2つに分かれます。内部施策は、コンテンツとして質が高いか。クローラーにとって読みやすいリンク構造になっているか。評価を正しく伝えられるようになっているか。ユーザーが繰り返し訪れたくなるサイトになっているか。といった観点で評価がつきます。何よりも大切にするべきなのは、ユーザーにとって価値のある情報を提供できているか、有益なコンテンツとなっているか、専門性・権威性・信頼性はあるのか。という点になります。
外部施策に関しては、他サイトから質の高いリンクを貼られているか。が主となります。例えば金銭などを対価としてリンクを張ってもらうことに関しては、ペナルティの対象となりますのでご注意ください。
こちらのブログでもCTRの調査結果に関するデータを他サイトから引用して掲載しておりますが、こういった有益なコンテンツをサイトに掲載することができれば、自然に被リンクは増えることになります。
その他、リッチリザルト(スニペット)にすることで視認性を高めてクリック率を高める等のSEO施策やBing向けのSEO対策もございますが、今後SEO施策に関して詳細の記事も作成致しますので、お待ちください。

スマートフォンの利用増加に伴い、Googleマップの利用も増えています。
そのため、GoogleBusinessProfle(旧:GoogleMyBusiness)と言われる、マップ上に表示されるコンテンツの最適化・上位化にも近年、注目が集まっています。
こちらは、MEO(MapEngineOptmization)対策という施策になっています。

SEO対策の関連施策
・WEB制作
・LP制作
CVR改善施策(LPO/EFO/ABテストなど)
・MEO施策

・WEBマーケティングを行う上での基礎であり、資産として積みあがる。
・クリック単位等で費用発生はしないため、中長期で費用対効果が合うことがほとんど。

・これをやれば必ず上位化する。という単純な正解はない。経験値が必要。
・始めてすぐSEO効果実感することはあまりなく、早くても半年以上は必要になることが多い。
・継続して対策、更新を行っていく事が重要。スポット対策で満足すると時間経過と共に悪化する。

2.WEB広告

WEB広告には、検索ワードに応じて変動する検索連動型広告(リスティング広告)、広告バナーをWEBページ上に表示するディスプレイ広告、成果に応じて報酬が発生するアフィリエイト広告、WEBの記事中に組み込まれている記事広告、SNS上で表示されるSNS広告、動画を活用して広告する動画広告があります。
さらに細かくすると、一度サイトに訪問したユーザーだけにディスプレイバナーを出すリターゲティング広告だったり、複数のアドネットワークに広告を配信できるDSPであったり…細分化するとキリが無いので、ここでは割愛します。
WEB広告にもそれぞれ強み・弱みがあります。例えば、リスティング広告は検索ワードに応じて広告を出稿し、クリックで課金されるため、興味・関心が顕在化されたユーザーにリーチすることが得意です。一方で、全く知られていない無関心ユーザーは検索という行動を起こさないため、認知してもらうための広告としては適しておりません。
それぞれWEB広告の強み・弱みを把握した上で、WEB広告を行う目的を整理すればミスマッチは起こりにくいと思います。
WEB広告費は年々伸長しており、加速した社会のデジタル化に伴って、2021年にはマスコミ四媒体広告費(新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア)を上回る広告費用となっております。2022年には全広告費の43.5%にあたる約3兆円がインターネット広告費に利用されています。遅れを取らない様に適切にWEB広告を打ち出すことを検討するのは重要です。

WEB広告費推移

株式会社電通 調査レポート「2022年 日本の広告費」より引用

株式会社電通 2022年 日本の広告費

WEB広告の課金形式一覧
・クリック課金(CPC)
・インプレッション課金(CPM)
・成果報酬課金(PPA)
・掲載期間保証型課金(CPD)
・エンゲージメント課金(CPE)
・視聴課金(CPV)
・配信数型課金

WEB広告運用の関連施策
・LP制作
・バナー制作
・CVR改善施策(LPO/EFO/ABテストなど)

・短期間で効果を得られる
・効果測定、改善PDCAサイクルを回しやすい。費用対効果を合わせやすい。
・目的・ターゲットに沿ったWEB広告の選定が可能。

・広告運用知識が必要
・競合の出稿状況により、上下する可能性あり。

3.外部メディアマーケティング

新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、他社メディア、他社アプリ等の外部メディアに自社や商品・サービスの情報を掲載してもらうことで、認知度や信頼性を高めることを目的としたマーケティングです。
例えば、プレスリリースなどの広報活動を行うこともそうですし、クラウドファンディングなども認知を高める上では有効な施策の1つです。また、飲食業で「食べログ」に掲載すること、美容院で「ホットペッパービューティー」に掲載すること、これも1つの外部メディアマーケティングということができます。
必ずしも、自社・オウンドメディアで完結する必要がなく、外部メディアを活用しながら、マーケティング活動を行っていきましょう。

外部メディアマーケティングの関連施策
・SEO施策
・連携メディア開拓

・メディアに取り上げられる可能性が高まる。
・比較的短期で効果を得やすい。

・掲載内容を完全にはコントロールできない。

4.ソーシャルメディアマーケティング

SNSは2000年代以降世界的に普及し、インターネットの活用において重要な存在となってきました。ブログ形、情報共有形、写真投稿形、コメント投稿型、掲示板型、動画投稿型等の様にいくつか種類を分けることはできますが、ユーザー同士がWEBサイト上で交流可能なコミュニケーションを総じてSNSと言います。
ソーシャルメディアマーケティングとは、それらのSNSを活用してユーザーとコミュニケーションを取ることで、ブランド認知度や顧客満足度を高める活動を指します。
ソーシャルメディアマーケティングは大きく分けて2つに分けられ、自社で発信していくソーシャルメディアマーケティングと、影響力のあるインフルエンサーにPRしてもらうことでターゲットユーザーへのリーチを拡大するインフルエンサーマーケティングとがあります。
正しい手法、乃至は決められたルールの中でPRする分には何ら問題はありませんが、ユーザーに誤認させる様なPR方法を取ると、ステルスマーケティングに該当してしまうため、注意してください。2023年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となっています。

令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。
景品表示法は、うそや大げさな表示など消費者をだますような表示を規制し、消費者がより良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べる環境を守ります。

参考:消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/stealth_marketing/

有名SNSサービス一覧抜粋(国内利用ユーザー数)
LINE(9,600万人以上)
YouTube(7,120万人以上)
Instagram(6,600万人以上)
X(旧Twitter)(4,500万人以上)
Facebook(2,600万人以上)
LIPS(1,000万人以上)
TikTok(950万人以上)
Pinterest(870万人以上)
note(700万人以上)
LinkedIn(300万人以上)
Threads
Snapchat

ソーシャルメディアマーケティングの関連施策
・LP制作
・CVR改善施策(LPO/EFO/ABテストなど)

・若い世代へのアプローチに効果的
・成功した場合、”ファン化”につながるので、顧客ロイヤリティが高まる
・「バズり」が起きた際の爆発力は認知拡大、拡大スピード共に絶大。

・”炎上”が起こりうる可能性がある。また思わぬ方向に進んでしまった場合、歯止めが利かない。
・成果が出るには長期間必要。

5.リピートマーケティング

店舗ビジネス・ECサイト・人材採用・予約サイト等々、業種によって一概に言うことはできませんが、それでもマーケティング領域において、リピーターの重要性・LTVをどう高めていくか。という課題に向き合ってる事業が多いのではないでしょうか。
メルマガやステップメールなどを活用したメールマーケティング、LINEやInstagram等を活用したSNSリピートマーケティングGoogleビジネスプロフィールの口コミ等を活用したマーケティング、アプリによる会員化、会員特典・お誕生日特典、リピーター向けクーポン、紹介制度を用いたリファラルマーケティング
顧客を大切に想い、最適なコンテンツを最適な手法で最適なタイミングに届けることがファン、リピーターになってもらう第一歩だと私たちは考えています。一定以上の満足があるから、リピートして利用してもらうことができ、一定以上の満足があるから、友人や知人の紹介を受けることができる。
ご利用ユーザー様、お客様を大切にすることは、事業の根幹にあたる部分かと思いますので、どの様にリピート顧客に対する施策を行っていくかは誠実に向き合って考えてほしいと思いますし、我々も生涯向き合って考えていきたいと思います。

・LTVの向上によって収益の安定化
・リピーターの口コミや紹介で広まった新規顧客は、元々ロイヤリティも高い

・成果まで長い期間の積み上げが必要。

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