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ChatGPT広告とは?費用と出せる業種、日本での始め方

執筆:Digital GOAT 編集部監修:Digital GOAT 広告運用チーム

ChatGPT広告とは? 回答の下に出る広告の費用・出せる業種・始め方。日本は自分で申し込め、日予算は2,500円から、配信後にカードで後払い
目次

ChatGPT広告とは、OpenAI の対話型 AI「ChatGPT」で、回答の下に広告と分かる形で表示される広告です。日本では2026年に提供が始まり、無料版と、有料プランの Go の利用者に表示されることがあります。

この記事の答え

  1. ChatGPT 広告は、今の会話の内容や、広告主が書くコンテキストヒント(関係しそうな話題を書く欄)などをもとに選ばれますが、回答そのものには影響しません。会話の中身は広告主に渡らず、広告主が受け取るのは表示回数やクリック数などの集計です。
  2. 日本に拠点がある法人は、OpenAI の広告マネージャー(ads.openai.com)からセルフサービスで申し込めます(提供状況 新しいタブで開きます。事業者の確認と広告の審査があります)。請求の通貨が円のアカウントの日予算の下限は2,500円で、セルフサービスのカード払いでは、広告が出たあとに、登録したクレジットカードへ請求される後払いです。
  3. 出せる業種は、今は主にライフスタイル・家庭用品・地域のサービス・旅行・デジタル製品や教育などの消費者向けの分野に限られています。OpenAI の広告ポリシーでは米国の外のヘルスケアのサービスの広告は原則として禁止で、日本の歯科医院・クリニックの広告も、原則として出せないと読めます。

※OpenAI のブログ・ヘルプ・ポリシーと Google のヘルプの記載は、2026年10月時点のものです。

自社の業種がポリシーのどこに当たるか、試す価値があるかを相談したい方は、無料相談をご利用ください(電話番号の入力は任意です)。

ChatGPT 広告は、どこに、誰に表示される?

広告は ChatGPT の回答の下に出ることがあり、出るときは1つです(画像を作っている間に出す広告も試験中です)。広告主の名前とロゴ、見出し、説明文が入り(画像が入ることもあります)、押すと広告主のページが開きます(OpenAI ヘルプ「ChatGPT における広告の基本」 新しいタブで開きます、「ChatGPT での広告」 新しいタブで開きます)。

  • 表示されることがある:無料版と Go の利用者(ログアウト中は全年齢向けの広告だけ)
  • 表示されない:Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu のアカウント、18歳未満と判定されたアカウント、一時チャット
  • 近くに出ない話題:健康に関する個人的な内容、メンタルヘルス、政治などのデリケートな話題

日本ではいつから?どれくらい広がっている?

ChatGPT 広告の日本での提供開始は、OpenAI のブログの2026年8月11日の更新で伝えられました(開始日の記載はありません)。5月7日には、日本などへ数週間以内に広げると予告していました(OpenAI「ChatGPT での広告のテスト」 新しいタブで開きます)。

OpenAI は2026年10月21日、広告の提供を始めてから8か月余りで10万社を超える広告主がキャンペーンを出し、提供する国を89か国に広げたと発表しました。同じ発表では、毎週12億人以上が ChatGPT を使い、アイデアを探り、選択肢を比べ、決めているとしています(OpenAI「ChatGPT 広告、新たに 26 か国へ拡大」 新しいタブで開きます)。世界の数で、広告が出るのはこのうち無料版と Go の利用者だけです。

ChatGPT 広告はまだベータ版で、OpenAI は、広告主・業界をまたいだ成果の目安(ベンチマーク)はまだ無いとしています(OpenAI ヘルプ「よくある質問」 新しいタブで開きます)。

広告はどう選ばれる?Google 広告との違い

ChatGPT 広告は、今の会話の文脈や意図、リンク先のページ、見出し、広告文、広告主が入れる「コンテキストヒント」などをもとに選ばれます。パーソナライズが有効なら、ChatGPT 全体の使い方から得た一部の情報も使われます。出す広告は、関連の高さで重みを付けたオークションで決まります(OpenAI ヘルプ「ChatGPT における広告の基本」 新しいタブで開きます)。Google の検索広告は、登録した言葉(キーワード)とマッチタイプに応じた検索に出ます(Google 広告 ヘルプ「キーワードのマッチタイプについて」 新しいタブで開きます)。

  • コンテキストヒント:広告グループごとに、商品やサービスが関係しそうな会話・話題・言葉を書くものです。手がかりにはなりますが、完全一致のキーワードではなく、特定の会話に出る約束でもありません(同じヘルプ)
  • 広告主が決めること:キャンペーンごとに、広告を出す国と、任意で「ターゲットプラットフォーム」や、加える・除く「カスタムオーディエンス」を決めます(OpenAI ヘルプ「ChatGPT 広告のキャンペーン作成」 新しいタブで開きます)。開発者向けの資料 新しいタブで開きますの地域(region)の指定は、日本で使えるか確かめていません

ChatGPT 広告

Google 広告(検索広告)

広告が出るきっかけ

会話の内容・コンテキストヒントなど

調べる言葉(キーワード)など

地域の指定

ヘルプの案内は国

国・国内の地域・地点からの半径など

代理店に任せるとき

広告主ごとに別のアカウント。同じログインで切り替え

MCC(代理店などが複数のアカウントをまとめて管理するアカウント)で管理

日予算の使われ方

7日の平均。1日は最大2倍、7日で7倍まで

1日の平均。1日は最大2倍、1か月で30.4倍まで

ChatGPT 広告の欄は上のヘルプと「アカウントのセットアップ」 新しいタブで開きます、Google 広告の欄は Google 広告 ヘルプ(MCC 新しいタブで開きます・対象地域 新しいタブで開きます・1日の平均予算 新しいタブで開きます)によります。

費用はいくら?課金・予算・支払いの仕組み

ChatGPT 広告の金額はオークションで決まり、円の日予算の下限は2,500円で、日予算2,500円なら7日で最大17,500円です(編集部の計算)。セルフサービスのカード払いの場合は次のとおりです。

項目

仕組み

課金のしかた

表示1,000回ごとか、有効なクリックごと(成果を増やす目的のキャンペーンでも同じ)

予算

日予算か、キャンペーン全体の総予算(日予算の使われ方は上の表)

支払い

後払い。使った額が「支払い基準額」に達するごとにクレジットカードへ請求し、月末に残りがあればそれも請求

消費税

日本で請求を受ける広告主の ChatGPT 広告の請求書に、日本の消費税は今は加算されない

(出典:OpenAI ヘルプ「ChatGPT 広告のキャンペーン作成」 新しいタブで開きます・「請求とお支払い」 新しいタブで開きます)消費税の経理の扱いは、税理士に確かめてください。

OpenAI は、クリック課金のキャンペーンでは上限の入札単価を1クリック3〜5米ドルから始めるようすすめています(基本のヘルプ 新しいタブで開きます)。弊社の広告(下の結果)は表示に課金する形だったので、この目安とは比べられません。

出せる業種は?医療・金融などの決まり

ChatGPT 広告に出せる分野は、今は主に、ライフスタイルや家庭用品、地域のサービス、旅行・体験、デジタル製品や教育といった消費者向けの分野に限られています(今後広がる可能性がある、とされています)。決まりは広告の文や画像と、リンク先のページの両方に当たります(OpenAI 広告ポリシー 新しいタブで開きます)。

分野

広告ポリシーの決まり

ヘルスケアのサービス

米国の外は原則として禁止。米国では、承認された広告主に、歯科のサービスなどをケースバイケースで認めることがある

健康に関する主張

根拠のない健康効果をうたうものは不可(ダイエット薬・デトックス・ヘルスコーチングなどを含む)。医療の効き目をうたわないトレーニングプログラムなどは許可されることがある

金融のサービス

米国の外は原則として禁止

法律のサービス

米国で、広告が出る地域で弁護士の資格がある広告主に限り許可

成人向け(マッチングアプリ・出会い系を含む)、お酒・たばこ、ギャンブル

今は禁止

個別の求人、住宅の賃貸・売買

禁止

編集部の見方

日本の歯科医院・クリニックは、Google の検索広告と、Google マップに出る医院の情報を先に整えるのが現実的です。ジム・地域のお店・教室・旅行などは試す候補ですが、ジムの「やせる」のように健康の効果をうたう表現は「健康に関する主張」に当たりえます。地域のお店は、ヘルプに案内がある地域の指定が国だけなので、商圏の外にも出る前提で、地域名をリンク先とコンテキストヒントに書き、小さな予算で試すのがよいと弊社は考えています。会社向けのサービス(BtoB)を名指しした記載はポリシーに見当たりません。弊社が歯科医院に向けて出した広告運用のサービスの広告は、少なくとも1本が審査を通り、配信されました(1件の例です)。

歯科医院の方は、現状の診断と優先して直す点をレポートにする無料の広告診断もご利用いただけます(入力約30秒・営業電話なし、レポートは3営業日以内)。

始め方は?申し込みから配信までの手順

申し込みの流れを、公式のヘルプをもとに弊社がすすめる順に並べました(主にOpenAI ヘルプ「広告マネージャーアカウントのセットアップ」 新しいタブで開きます)。

  1. 登録する:ads.openai.com で、ChatGPT と同じ OpenAI のアカウントでサインインするか、新しく作ります(ヘルプの言葉は「法人」。個人事業主の扱いは未確認)
  2. 国・通貨・タイムゾーンを確かめる:アカウントを作ったあとは変えられません
  3. 請求の設定をする:会社名・住所・請求書のメールアドレスとクレジットカードを入れます。カードと請求先は、登録した事業者・国と同じものにします(「請求とお支払い」 新しいタブで開きます)
  4. 正式名称を入れる:「設定」→「一般」の正式名称(Legal Name)は、登録済みの事業者名にします。あとで変えると審査がやり直しになり、配信が止まることがあります
  5. 事業者の確認を受ける:ビジネス認証は、最大7営業日かかることがあります(OpenAI ヘルプ「オンボーディングとポリシーに関するよくある問題の解決方法」 新しいタブで開きます)
  6. 数える設定をする:広告マネージャーで作ったデータソースに、OpenAI のピクセル(サイトに置くコード)かコンバージョン API、またはその両方で成果(問い合わせ・購入など)を送ります(OpenAI ヘルプ「コンバージョン測定」 新しいタブで開きます)。URL に付けた UTM などは、クリック後も残ります。審査のクローラーも同じ URL で訪れることがあり、分析ツールでは広告からの訪問に見えることがあります(課金なし。基本のヘルプ 新しいタブで開きます)
  7. リンク先のページを読めるようにする:OAI-AdsBot(OpenAI の審査用のクローラー)を、robots.txt・ファイアウォールのボット対策・画像認証(CAPTCHA)や JavaScript のチェックなどで止めないようにします。OAI-SearchBot も許可することがすすめられています(クローラーのヘルプ 新しいタブで開きます)
  8. キャンペーン・広告グループ・広告を作る:審査を通り、請求などの条件がそろうと配信が始まります。開始日を決めるなら公開の前に設定し(後からだと、その前に配信が始まることがあります)、準備ができていなければ一時停止します(キャンペーン作成 新しいタブで開きます・セットアップ 新しいタブで開きますのヘルプ)

アカウント・招待・数える設定の段取りから相談したい方は、無料相談からご連絡ください。

弊社で確かめたこと:開始の準備と、自社の広告で試した結果

弊社は2026年9月29日から自社の広告を約1か月出し、10月には広告主の開始の準備でアカウントの持ち方を確かめました。

開始の準備で確かめたこと

まず確かめたのは、アカウントの持ち方です。ヘルプには、広告主ごとにアカウントを作って同じログインで切り替える形と、1人が作ってほかの人を「設定」→「ユーザー」から招待する形の案内があります。弊社は、正式名称・請求・事業者の確認の持ち主を広告主にするため、広告主に作っていただき、招待してもらう形を選びました。

なお OpenAI の広告規約では、代理店が広告主の代わりに出すときは、出す前に、広告主にこの規約を守らせる書面の契約を結んでおくことを求めています(OpenAI 広告規約 新しいタブで開きます)。リンク先のページは、OAI-AdsBot の名前(ユーザーエージェント)でアクセスして開くことを確かめました。

自社の広告で試した結果(2026年9月29日〜10月27日)

弊社は2026年9月29日〜10月27日に、歯科医院に向けた自社の広告運用のサービスの広告を出しました。目的は問い合わせ(コンバージョン)で、リンク先は歯科医院向けのページです。

項目

数字

表示回数

23,939回

表示した人数(リーチ)

16,086人

1人あたりの表示回数

1.49回

クリック数(クリック率)

107回(0.45%)

平均クリック単価

374円

1,000回表示あたりの費用

1,671円

費用

39,999円

数字は広告マネージャーの表示です(10月27日の分は暫定)。問い合わせを数える OpenAI のピクセルを置き、管理画面で計測が「正常」と出ることも確かめました。

編集部の見方

約1か月・107クリックの時点では、問い合わせの件数で良し悪しを判断できる量ではありません。医院向けのサービスの広告なので、医院が患者さんに出す広告の単価とも比べられません。次は期間を決めてクリックをため、自社の問い合わせの記録で判断します。

ChatGPT 広告を試すか迷ったら、無料相談で

弊社は Google 広告・Meta 広告に加えて、ChatGPT 広告も自社と顧客のアカウントで運用しています。ChatGPT 広告の始め方や、Google 広告との使い分けのご相談も受け付けています(フォームの種別は「マーケティング・コンサルティング」)。

無料相談をする

無料の広告診断を申し込む(歯科医院の方)

無料の広告診断は、入力約30秒・営業電話なし・レポートは3営業日以内です。

歯科の広告のデータは、Instagram・Threads(@digitalgoat.inc)でも図解で発信しています。

よくある質問

ChatGPT に自社をおすすめしてもらうために、広告は使えますか?

使えません。広告主は回答を変えられない、と OpenAI は説明しています(OpenAI ヘルプ「ChatGPT での広告」 新しいタブで開きます)。回答の中での紹介は、AI 検索に引用されやすいページづくりという別の取り組みだと弊社は考えています。

Google 広告をやめて、ChatGPT 広告に移したほうがよいですか?

弊社はすすめていません。成果の目安がまだ無いので、今の広告は続け、ChatGPT 広告は予算を分けて足し、自社の成果の記録で比べるのが、弊社がすすめる進め方です。

広告を止めたら、費用はすぐ止まりますか?

止まらないことがあります。一時停止のあとも最大24時間広告が表示され、費用がかかる場合がある、と OpenAI は案内しています(OpenAI ヘルプ「請求とお支払い」 新しいタブで開きます)。

出典と調べ方

弊社のデータ

  • Digital GOAT株式会社の自社の広告アカウントの、ChatGPT 広告のキャンペーン1つ。目的は問い合わせ(コンバージョン)、課金は表示に対して、リンク先は歯科医院向けのサービスのページ。期間は2026年9月29日〜10月27日、数字は広告マネージャーの表示(10月27日の分は暫定)
  • 2026年10月に、広告主の開始の準備を手伝ったときの記録(広告主の名前は出していません)

OpenAI のブログ・ヘルプ・ポリシー

Google のヘルプ

このコラムの書き方

仕組みと決まりは OpenAI と Google の公式のページで確かめ、公式に無いことは、編集部の見方・補足と分かるように書いています。弊社の数字は、自社の広告アカウントの表示の値を丸めずに載せました。ChatGPT 広告はベータ版で変わりやすいので、決まりや数字が変わったときは同じページで直し、更新日を改めます。

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